実施企業
株式会社イクヨ
技術提供企業
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS)
目的
Excelマクロに依存した不良品実績管理を改善し、効率的なデータ分析と品質改善活動の強化を実現する。
概要
自動車部品メーカーのイクヨは、品質管理業務の効率化に向けてAWSのAmazon QuickSightを活用したレポート管理システムを構築。データの可視化と分析を容易にし、品質管理部門の業務効率向上と品質改善活動の強化を実現した。
背景や課題
Excelマクロを使用した不良品実績の集計作業が属人化しており、担当者の退職により業務が滞る事態が発生。また、PDFでの報告では原因分析が不十分となり、効果的な品質改善活動が困難であった。さらに、工場や協力メーカーとの情報共有にも課題があった。
実施内容
Amazon RDSでデータベースを構築し、セルフサービスBIツールとしてAmazon QuickSightを採用。初期費用不要で低コストな導入を実現。約1週間で環境構築とダッシュボードの作成を完了し、2021年4月から運用を開始。Amazon Aurora、Amazon EC2、AWS Direct Connectなども活用し、社内システムとの連携も実現。品質保証部内でユーザー教育を実施し、スムーズな運用体制を確立。
結果
毎月3時間要していたレポート作成工数が削減され、リアルタイムでの不良品発生状況の把握が可能に。パッケージ製品と比較して5分の1以下のコストで導入を実現。データの詳細分析が可能となり、工場や協力メーカーとの改善活動が活性化し、不良品の発生削減にも貢献。今後は製造現場での不良データの可視化やIoT活用による予知予測など、さらなる展開を計画している。






